「 強烈に心に突き刺さる漆黒の音塊と痛切なノイズを伴いながら、ヴァイオリンは情趣に富んで歌い、ピアノは色彩豊かに情景を描く。そして、二人の音楽世界は大胆な編曲と即興演奏によって、ドラマティックに展開する。
言葉になる以前の声に耳を澄まし、その思いを奥深いところから汲み上げて生み出される音楽は、時に強く、時にやさしく、人々の心を打つ。」
— 「妥協を排した緊張感、そして美しさ。」
喜多直毅 & 黒田京子デュオ『残された空』CD発売記念ライブ 神戸 —
■Date: 2020.10.16(fri)
■Time: 19:30~(18:30開場)
■Players:喜多直毅(violin) 黒田京子(piano)
■Music Charge: 予約¥3500・当日¥4000
■Food:料理研究家HITOMI(ワンプレートフード・ドリンク)
■Reservation: ムジカ アルコ・イリス(安田 080-3853-9363 / my2933(a)i.softbank.jp )あるいは 100BANホール(078-331-1728, hall(a)100ban.jp)までご連絡下さい。
■Facebook event page: https://www.facebook.com/events/427067591612308
※本公演の座席数は【50席】です。
※100BANホールでは「コロナウィルス対応ガイドライン」を新たに設け、ライブを再開しました。当方の対応とお客様へのお願いをまとめておりますので、ご来場の前にご覧ください。
http://www.100ban.jp/posts/20200609coronaguidline_100banhall/
<artist’s profile>
喜多直毅
https://www.naoki-kita.com/
国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行なっている。
タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されており、これまでにアルバムを二作品リリースしている。
他に翠川敬基(vc)、黒田京子(pf)、齋藤徹(b)との演奏の他、邦楽・韓国伝統音楽奏者やコンテンポラリーダンサーとの共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行っている。
我が国において、最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人である。
黒田京子
http://www.ortopera.com/
’80年代後半、自ら主宰した「ORT(オルト)」では、ブレヒト・ソングやカーラ・ブレイの作品を素材に、池田篤(as)、村田陽一(tb)、大友良英(g,etc)などと、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。
’90年以降、坂田明(as)、齋藤徹(b)、早坂紗知(as)、酒井俊(vo)、カルメン・マキ(vo)などのバンドのメンバーとしても活動。
’04年から6年間余り、太田惠資(vn)と翠川敬基(vc)のピアノ・トリオで活動。’02年に出会った喜多直毅(vn)とは現在に至るまで主にデュオでの活動を続けている。
近年はジャズはもとより、そのとき、その場で感じたことやイメージを大切に、即興演奏と音色を軸としたアプローチで、様々な楽器奏者や歌手と共演を行っている。